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  3. 2009年9月13日SJCDマイクロデンティストリー ハイジーンコースに参加してきました

Micro Dentistry Hygiene Course に参加して。

今回、このコースに参加するまでは、私自身がマイクロスコープ(顕微鏡)を操作する必要性を、あまり感じていませんでした。
なぜなら、私は普段の診療で、6倍の拡大鏡を使って仕事をしているので、
マイクロスコープ(顕微鏡)を使わなくても、十分に見えていると思っていたのです。
また、マイクロスコープ(顕微鏡)にあまり触れて来なかった事もあり、顕微鏡の操作方法が良く
分からず、視野の確保が出来ず、マイクロスコープ(顕微鏡)に触ることを自然と避けていました。

しかし、実際にマイクロスコープ(顕微鏡)の有効性や、正しい操作方法について学んでみると、
予想以上に快適な使い心地と、6倍の拡大鏡では比にならない程、
良く見えることに、とても驚きました。
院長が『顕微鏡が無いと仕事にならない。』と言っていた意味が良く分かりました。

マイクロスコープ(顕微鏡)の強みは最大24倍に拡大でき、歯や歯肉を細部まで見ることが出来ます。
マイクロスコープ(顕微鏡)を使うことによって、歯肉ポケットの中の歯石の位置、歯石の付き方、
歯石の大きさ等が明確になり、より正確な仕事が出来ます。

見えない所を闇雲に触る事は歯や歯肉を余計に痛め、危険であり予後も悪いことに対し、
見える所を確実に触る事は、予後も良く患者さんの体にも優しいことを学びました。

以前は、ドクターはマイクロスコープで24倍、私は6倍で見る視野に、凄くギャップがありましたが、
今は同じ視野で見ることが出来ているので、細かい話しや打ち合わせが可能になりました。

今回のコースに参加し学んだ事を生かし、患者様には、より快適に治療を
受けていただきたいと思っています。
今後とも吉松歯科医院をよろしくお願い致します。     
                      
歯科衛生士 小林由季